アクセス数 2274 このページの最終更新 2009-09-28 (月) 09:05:12
月曜日 4限
この講義の目的は、情報科学科修了生が心得ているべき、オペレーティングシステムの知識と考え方を理解してもらうことです。具体的には
授業の進捗状況によっては、シラバスとは若干の順序変更などがありえます
シラバスには明記していなかった中間試験の日程を加えてあります
日程 | 予定内容 | 教科書の章 | |
1 | 09/28 | OSとは(1)、OSの位置付け・発展史、OSの役割と機能 | 1.1, 1.2 |
2 | 10/05 | OSとは(2)、OSの構成、隠蔽(抽象化)の考え方、割込み | 1.2, 1.3, 1.4 |
3 | 10/19 | プロセス管理(1) 時間管理の仕組・プロセスとその状態遷移 | 2.1 |
4 | 10/26 | プロセス管理(2) プロセスのスケジューリング | 2.1 |
5 | 11/02 | プロセス管理(3) 並行プロセスの考え方、同期と相互排除、プロセス間通信、デッドロック | 2.2 |
6 | 11/16 | メモリ管理(1) メモリ管理の必要性・主記憶の領域割付け 中間試験1 | 3.1 |
7 | 11/30 | メモリ管理(2) 仮想記憶の考え方・参照の局所性 | 3.2 |
8 | 12/07 | メモリ管理(3) 仮想記憶の仕組・アドレス変換とデマンドページング | 3.2 |
9 | 12/14 | メモリ管理(4) 置換え技法、メモリ保護 | 3.2 |
10 | 12/21 | ファイル管理(1) 入出力の仕組、ファイルの構造とアクセス方式 中間試験2 | 3.3 |
11 | 12/24 | ファイル管理(2) ディレクトリ管理、記憶空間割付け管理 | 3.3 |
12 | 01/04 | 入出力制御 装置の制御とその隠蔽 | 4.1, 4.2 |
13 | 01/12 | OSとは、OS総まとめ、理解の確認 | 1章〜4章 |
14 | 01/18 | さまざまなOS Windows・Unix・その他のOS・最近のOS | |
15 | 期末試験 |
教科書: 「コンピュータサイエンスで学ぶ オペレーティングシステム −OS学−」
柴山潔著、近代科学社、978-4-7649-0345-6、2600円。
参考書: 「オペレーティングシステム」 吉澤康文、昭晃堂。 「オペレーティングシステム入門[新版] 古市栄治、日本理工出版会。 「オペレーティングシステムの基礎」 大久保英嗣、サイエンス社。 その他教科書として多数出版されている。
「プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラミングの基礎知識」 矢沢 久雄 日経ソフトウエア
目的: 授業前に教科書を読んで理解すること。理解ポイントの手助けとして問題演習を用意した。
この問題を解くこと・正解すること自身が目的ではない
使い方: http://salt.yy.is.sci.toho-u.ac.jp ⇒ ログイン(キャンパスメールID) ⇒ オペレーティングシステム(2009)
授業前に予習を終わらせること(10:30に自動締切)。 原則として演習提出は必須。
学習態度(予習) 20% + 中間試験 40% + 期末試験 40%
但し、予習提出12回以上を必須とする(下記予習免除者は除く)
予習免除(10/05授業終了までに申告)⇒ 期末100%として、これだけで採点する