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アクセス数 758  このページの最終更新 2009-09-25 (金) 14:12:55


特別ゼミB 山内担当分 第2回 (文を読んでみる(続)、論理的な文の構造、パラグラフとトピックセンテンス)

まずはこんな文章を読んでみる その2

「相互サービス開始から1年 伸長続けるIC乗車券の今後」の分析

パラグラフについて

なぜパラグラフか?

パラグラフに慣れよう

【作業課題1】 パラグラフの中は主張が1つ
下記のパラグラフの主張は何か?

何百年に一度の規模の洪水に備えると称して日本中の河川に堤防を造り続けることは、
海外の治水対策の潮流に照らして判断すれば、とんでもなくおろかな政策である。
堤防工事に巨額の投資を行うのはやめて、流域住民の生命は警報システムと避難設備を
整備することによって守り、住宅や農地などの財産上の被害については損害保険で
保障するというのが、いまでは世界の常識だ。ところが、わが国の建設大臣は、
あるテレビのニュース番組に出演した際に、吉野川可動堰反対派の代表に対して、
その発言を遮って「災害が起こったらあんたが責任とってくれるのか」と脅したとい う。
このように、それなりの教養があるはずの大臣ですら、理性的な議論が必要とされる
問題に対して発言の妨害や恫喝を行ってしまうということは、言論による問題の解決と
いう民主主義の基本ルールが、これまでわが国できちんと教育されてこなかったことを
示している。私もディベートの仕方を学校で教わった記憶がない。テレビは、発言の
タイミング、表情、態度などを通じて、そうした基本的な教養の欠如をあからさまに
伝えてしまう。テレビは、それを用いるものにとって非常に恐ろしいメディアなので
ある。
    戸山田和久「論文の教室」NHKブックス 189〜190ページ

【作業課題2】余分なことを言わない
下記のパラグラフの主張は何か?

現在のところ、国公立大学の文系教員は民間企業との兼職が認められていない。この
制限は速やかに撤廃しなくてはならない。すでに、バイオ・テクノロジーなどの理系
分野では、一定の条件の下で国公立大学教員が民間企業の役員を兼職できるように
なっている。こうしたことを見れば、文系教員の場合も根本的な障害はないはずである。
そもそも、日本の大学では理系と文系を区別して扱おうとする傾向が強すぎると
私は感じている。私の勤務校には、理系食堂と文系食堂という名前の食堂がある
ぐらいだ。経営学などの分野では、現場から離れてしまうと、せっかくの知識は急速に
古びてしまう。民間との兼職によって、現場感覚を保つことが出来れば、それは教員
のみならず、学生にも大きな利益をもたらすはずである。
    戸山田和久「論文の教室」NHKブックス 190〜191ページ

≪ポイント(戸山田「論文の教室」192ページ)≫

【宿題】 この授業で書きたい(論)文の主たるテーマ(主張)を考えよ。


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