アクセス数 1100 このページの最終更新 2015-10-23 (金) 07:53:46
金曜日2限、秋学期前半
テーマ | 予習材料 | 配布物 | ||
1 | 09/18 | 授業概要・授業の進め方 並列処理の背景と必要性 議論 ムーアの法則の解釈/破るには | 並列処理の背景 | ![]() ![]() ![]() |
2 | 09/25 | 並列処理の限界・アムダールの法則 議論 アムダールの法則の解釈/破るには/長さ不一致の問題 | (再掲) 並列処理の背景 並列処理の限界 | ![]() |
3 | 10/02 | SIMD型並列処理 議論 SIMDでできることできないこと/ハードに頼る利点欠点/命令パイプラインの限界/ プログラムのパイプライン化の可能性 | Flynnの分類 パイプラインの考え方 (学部1年授業再掲) パイプラインのハザード (学部1年授業再掲) | ![]() |
4 | 10/09 | MIMD型並列処理 議論 MIMDできることできないこと/共有メモリvs分散メモリとNUMA/ プログラムのMIMD化の可能性 | MIMDの構成 | ![]() |
5 | 10/16 | 並列プログラミング 議論 モデル〜マルチスレッドやfork-join/ プログラミング言語の役割〜pthread/OpenMP/MPI/論理型言語 | 並列プログラミングモデル | ![]() |
6 | 10/23 | アルゴリズムと並列 議論 並列を前提としたアルゴリズムとは/そもそもアルゴリズムとは | アルゴリズムと並列 | ![]() |
7 | 10/30 | 汎用ハードの概観 議論 マルチ汎用コア/GPGPU/クラスタの特徴 並列まとめ 議論 並列にできることできないこと/その先 | 汎用並列ハードの概観 |
到達目標
本授業では、コンピュータ科学の基礎論として、並列処理のためのコンピュータアーキテクチャ、アルゴリズムを学び、コンピュータ科学の基礎を理解することを到達目標とする。
内容
本授業では、並列処理のための基本的な考え方を復習した上で、実用化されにくい本質的な理由を考え、将来の更なる技術開発の糧とする。
すでにコンピュータアーキテクチャ・プログラミング・アルゴリズムについて、学部授業での理解を前提として、並列処理のさまざまな問題点をテーマとして取り上げ、議論する。
授業方法
評価
平常点40% + 期末レポート60% とする。
参考書
「C/C++プログラマーのためのOpenMP並列プログラミング」(菅原清文著、カットシステム)
「コンピュータアーキテクチャ」 (内田啓一郎、小柳滋著、オーム社)
「並列コンピューティング技法(実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング)」 (Clay Breshears (著), 千住治郎(訳) オライリージャパン)
「並列処理技術」 (笠原博徳著、コロナ社)
「OpenMP入門マルチコアCPU時代の並列プログラミング」(北山洋幸著、秀和システム)
山内へのコンタクト
居室: 理4号館5階 4541室
メール: yamanouc (at) is.sci.toho−u.ac.jp
電話: 047-472-1176 内線なら 3602