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ノート/fedoraをtext modeでインストールhttps://pepper.is.sci.toho-u.ac.jp:443/pepper/index.php?%A5%CE%A1%BC%A5%C8%2Ffedora%A4%F2text%20mode%A4%C7%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB |
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fedora 13がうまくインストールできない。グラフィックアダプタ(NVidia)のドライバ周辺と、anacondaのディスク検出周辺でトラブル。
いろいろ試したがかなり難しい。まず標準インストールは言語・キーボード選択の後、ストレージデバイスを探すぞ、といった途端に黙り込んでしまう。あちこちにNVidiaのグラフィックアダプタの問題が書いてあるので、linux xdriver=vesaとしてみるが、画面が縞々になってダメ。同様に、linux nofb (フレームバッファなし⇒うまくいくと文字端末を強制する?)も縞々になってだめ。linux vgaだと何も指定しないのと同じでストレージデバイスのところでダメ。
仕方ないので、インストール起動選択画面でESCを押して boot: プロンプトを出す。そこで linux text でテキストモードでインストール。
インストール後は、single user modeでしか上がらない。ネットワークも設定できていない。グラフィックは当然できていない。これらを追加でインストールする必要。
キャラクタモードでrootではログインできる。
ネットワークを設定してもいいのだが、まったく設定されていないので、fedora DVDをマウントしておいて、それをyumからレポジトリとして参照し、パッケージをインストール。
初めにDVDを適当なディレクトリにマウント。ここでは/mnt/cdを作ってそこへマウントする。
mkdir /mnt/cd mount /dev/dvd /mnt/cd
/etc/yum.repos.d/fedora.repo、fedora-updates.repo、fedora-updates-testing.repoの3つとも、次のような変更。(viでテキストファイルを編集)
#baseurl=http://download.fedoraproject.....とコメントアウトしてあるのを baseurl=file:///mnt/cd mirrorlist=... を #mirrorlist=... とコメントアウト
この状態(=DVDをマウント済みかつyumのレポジトリ設定をDVDに向ける)で、どんどんソフトをインストールすればいいのだが、まずは、
yum install system-config-network うまくいったら system-config-network でIPアドレスなどを設定。うまく設定できたら ifup eth0 でネットをアップ。ifconfigで確認。 boot時に上がるようにするため/etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth0でONBOOT=yesを追加
これでネットワークが生きれば、yumのrepos指定ファイルを元へ戻してしまっていい。 もちろん、DVDからのインストールの方が早いと言うなら戻さずにDVDからインストールすればいいが、update等はネットから取る必要が出てくるだろう。
グループ X Window System と GNOME Desktop Dnvironment をインストールする。詳しくはfedoraのマニュアル16.3. Switching to a Graphical Login参照。但しここの16.3.1.1 Enabling Access to Internetにあるコマンドsystem-config-networkは見当たらないので(まだインストールされていないらしい。DVD上をyum listするとsystem-config-networkのパッケージがある!)、DVDからインストールすることにした。
yum groupinstall "X Window System" yum groupinstall "GNOME Desktop Environment"
ここで、NVIDIA問題がある(Fedoraに付いて来るNOUVEAUドライバではうまく立ち上がらないことがある)ので、NVIDIA純正のドライバに置き変える。これが結構面倒で、 NVIDIAのLinux(64)用ドライバのREADMEファイルに手順が書いてある。
blacklist nouveau options nouveau modeset=0を書き込んでおく。これによってブート時にカーネルがNOUVEAUドライバ(の一部?)を取り込むのを止めさせる設定。
kernel /vmlinuz-2.6.33.6-147.2.4.fc13.x86_64 ro root=/dev/mapper/VolGroup-lv_root rd_LVM_LV=VolGroup/lv_root rd_LVM_LV=VolGroup/lv_swap rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rhgb quietの行の最後に
rdblacklist=nouveauを追加する。
id:3:initdefaultここまで設定しておいて、rebootすると、Xが立ち上がらない上、NOUVEAUがカーネルにも取り込まれないので、NVIDIAの純正デバイスドライバに入れ替えることができる。
/bin/sh ダウンロードしてきたファイルの形で実行する。
成功したら、rebootする。
確認のため、startxでXを起動してみる。
/etc/inittabで、レベル5から開始、に設定してreboot。
漢字フォントの新規導入について書いてあるページが案外無いのだが、 Fedora7にFontをインストール を参照しながらやってみる。
yum install ipa-mincho-fonts ipa-gothic-fonts ipa-pmincho-fonts ipa-pgothic-fonts
ログアウトし、再度ログインする(リブートは不要) ⇒ これでX上の漢字もOKらしい。
なお、TTF(True Type フォント)の技術的な細々については、TTF-HOWTO XでTrueTypeFontを使おうにが参考になった。
ここまでで、基本的に動くシステムがインストールできたが、
CUDA環境の構築で問題があって解決できなさそうである。
>>> ノート/Fedora12でCUDA設定?
あきらめて、Fedora12 (推奨)インストール。