アクセス数 1017 このページの最終更新 2017-11-17 (金) 07:20:35
金曜日2限、秋学期前半
前半7回は山内が担当(並列分散処理)、後半7回は中島先生が担当
テーマ | 授業スライド | 昨年度の教材ビデオ | 配布物 | ||
1 | 09/22 | 授業概要・授業の進め方 並列処理の基礎概念(背景、依存性) 議論 ムーアの法則の解釈/破るには | ![]() | 並列処理の背景 | ![]() ![]() |
2 | 09/29 | 並列処理の限界・ 並列処理のアーキテクチャ1(パイプライン、スーパースカラ、VLIW) 議論 SIMDでできることできないこと ハードに頼る利点欠点 命令パイプラインの限界 プログラムのパイプライン化の可能性 | ![]() ![]() ![]() ![]() | 並列処理の限界 Flynnの分類 パイプラインの考え方 (学部1年授業再掲) パイプラインのハザード (学部1年授業再掲) | ![]() |
3 | 10/06 | 並列処理アーキテクチャ2(MP、メモリ共有、メッセージ) 議論 MIMDできることできないこと 共有メモリvs分散メモリとNUMA プログラムのMIMD化の可能性 | ![]() | MIMDの構成 | ![]() |
4 | 10/13 | 並列プログラミングモデルの概要 議論 モデル〜マルチスレッドやfork-join プログラミング言語の役割 pthread/OpenMP/MPI/論理型言語 | ![]() | 並列プログラミングモデル | ![]() |
5 | 10/20 | 並列プログラミングモデルの実際 演習 | サンプル![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() 区分求積法 13年授業の演習 | |
6 | 10/27 | アルゴリズムと並列 議論 並列を前提としたアルゴリズムとは そもそもアルゴリズムとは | ![]() | アルゴリズムと並列 | ![]() |
7 | 11/17 | 汎用並列システムの概観 議論 マルチ汎用コア/GPGPU/クラスタの特徴 並列まとめ 議論 並列にできることできないこと/その先 | ![]() | 汎用並列ハードの概観 | ![]() |
到達目標
本授業では、コンピュータ科学の基礎論として、並列処理のためのコンピュータアーキテクチャ、アルゴリズムを学び、コンピュータ科学の基礎を理解することを到達目標とする。
内容
本授業では、並列処理のための基本的な考え方を復習した上で、実用化されにくい本質的な理由を考え、将来の更なる技術開発の糧とする。
すでにコンピュータアーキテクチャ・プログラミング・アルゴリズムについて、学部授業での理解を前提として、並列処理のさまざまな問題点をテーマとして取り上げ、議論する。
評価
平常点40% + 期末レポート60%。
参考書
「C/C++プログラマーのためのOpenMP並列プログラミング」(菅原清文著、カットシステム)
「コンピュータアーキテクチャ」 (内田啓一郎、小柳滋著、オーム社)
「並列コンピューティング技法(実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング)」 (Clay Breshears (著), 千住治郎(訳) オライリージャパン)
「並列処理技術」 (笠原博徳著、コロナ社)
「OpenMP入門マルチコアCPU時代の並列プログラミング」(北山洋幸著、秀和システム)
山内へのコンタクト
居室: 理4号館5階 4541室
メール: yamanouc (at) is.sci.toho−u.ac.jp
電話: 047-472-1176 内線なら 3602
準備
第5回目に、コンピュータ環境を使った演習をやってみるので、実習室のIDが使えることを確認しておいてください。